2015年11月頭時点でのMicrosoftの古い技術のサポート状況など

ちまたではwindows10の自動更新が予告され、
管轄外のPCの挙動が大幅に変わりそうで、
戦々恐々としているweb系エンジニアの方々も
多いのではないでしょうか。

今回は古いサーバ・PCの入れ替え(移植)の際に
そのままプログラムを持ち越せるかを
特にMicrosoft社製のクローズドな技術に関して
現時点(2015年11月頭時点)の情報を集めてみました。


1, ASP(ASP.NETではなく現状Classic ASPとよばれているもの)
こちらに関してはこのページが公式情報となります。
日本語版なのに日本語化されていないあたりがアレゲですね。
現時点ではwindows 10以前の全OSのIISで(設定さえすれば)
利用可能で、windows10リリース後10年はサポートする
となっています。

ちなみにこのページ結構古くからあるページのようでして
vistaリリース後10年と書いてた時期すらあったようです。

なので来年リリースされるであろうWindows Server 2016は
IISのバージョンがwindows10と同じ10ですので
利用できる(できてしまう?)可能性は限りなく高そうです。

2, VB6(Visual Basic 6またはClassic Visual Basic)
こちらに関しては公式blogが情報元となります。
windows10でサポートするよという情報で、
実際windows10以前の全OSでの動作が確認されています。
ただし32/64bit関連等でまったく手を加えずに
なんでも動くとはいかないようです。
Windows Server 2016については
もし動かなくなるのであれば公式アナウンスがあると
思いますのであまり心配していません。

ただし注意点としてはここにあるように
開発環境のサポートは切れかかっています。
(クライアントOSでは公式にはvistaのみ対応ですが
vista自体が2017年4月までの後1年半の寿命です)
メンテをするならサポート外ではありますが
ネットワークから切り離した
仮想XPが欠かせないかもしれないですね。

3, VBA(特にOffice向け)
これに関してはwindows向けOfficeのサポート期限と
今後大きく課題となるであろう問題を取り上げて説明とします。

まずサポートですがここにまとまっています。
Office2007が2017年10月でサポート切れです。

2年後にはOffice2010が一番古いバージョンになります。
ここからが本題ですがOffice2010から
64bit版が利用可能になっています。
ただしOffice2013,Office2016でもそうですが、
32bit版推奨となっているため
意識して人柱になった方以外は
利用されていない状況のはず(!?)です。
32/64bitの違いはここにまとまっていますが
アドインやVBA等、過去の資産が使えなくなることが
一番大きい問題です。

また上記リンクにもありますがOffice2010から
VBAのバージョンが明示的に変わり
VB6と歩調を合わしていたVBA(6)が
VBA7というバージョンに上がっています。

VBA7ではそれまでのVBA(6)にて
外部APIを呼び出していた構文で
問題が発生する場合があるので
VBA7かどうかやbit数にて
場合わけをする必要があるということで
上記公式からリンクを張られているここのサイトから 
関数名で検索して場合わけサンプルを
そのまま持ってくるのが良さげのようです。

Officeの次期バージョンで
何の対策もなく64bit推奨なんてことになれば
既存VBAの改修が必要になる場面もあるかと思われます。


以上、今でも使われているレガシーな技術のサポートを
備忘録代わりにまとめてみました。
どなたかの助けになれば幸いです。


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