QGISでMapFileを出力することがあったので、MapFile出力プラグイン(RT MAPSERVER EXPOTER)について書いていきます。
QGISでMapFileを出力するプラグインを探していると以下のプラグインがでてきました。
RT MapSerer Exporter
何も考えずに入れて動かそうとすると、pythonのライブラリがないと怒られました。
OSGeo4wのネットワークインストールからだと、簡単に必要なライブラリがインストールできます。
先駆者に感謝です。
参考ページ
RT MAPSERVER EXPORTERを使いたい!
ライブラリインストールの流れ
ネットワークインストーラでQGISをインストールしている場合は、スタートメニュー>OSGeo4W>Setupを起動してください。
QGISを単体でインストールしている場合は、QGISのダウンロードからネットワークインストーラをダウンロードして、インストーラを起動してください。
インターネットからインストールを選択してもらったあとは、インストール場所の設定なのでお好みで次へ次へ行きましょう。
パッケージの選択画面ですので、必要な物を選択します。
必要なものは2つです。
・Desktop>QGIS
・Web>mapscript-python
迷う用なら全てインストールすればいいと思います。
次へ行くとライセンスの同意からインストールが始まります。
インストールが終わったら、プラグインを入れて起動できるか確認しましょう。
MapFile: MapFileを保存する場所。日本語が入っている場合エラーになります。
Map
Name: Mapの名前
Image type: 画像形式
Width,Height: 画像の縦横
Shape path: Shapeなどのデータが格納されている場所。
レイヤーのDATAが絶対パスで書かれるため、仮想などで使用する場合ファイルパスは書き換える必要がある。
Webの設定項目はわからないため、書きません。
TemplateやAdvancedのタブでは、使用するTemplateやfontのパスを書きましょう。
設定しなかった場合、{font_path}という形のままMapFileに書かれるため、消さないと動作しません。
fgsでインストールしたMapServer5.4.2でテストした結果で対応していないとわかったのは以下になります。
対応:
・分類されたスタイル
・ラベル
未対応
・透過度が反映されない
・Qgisでの表示順で書き込まれるため、mapserverでの表示順が逆になる。
・QGISでフォルダ内に存在しても、GROUPでまとめられない。
塗りつぶしパターンや点線・シンボルレイヤ複数など対応を確認していないことは、多いです。
分類されたスタイルに対応しているので、便利に使えると思います。