【ClosedXML】C#でOfficeのファイルを操作【序文】

さてさて、今までブログの作り方をつらつらと書いていました管理人Aです。

今回からはちょっと趣向を変えて、よく使われるであろう開発ネタについてつらつらと書いていきたいと思います。

いきなりですが、「ClosedXML」ってご存知ですか?

私は1999年からSEとして働いてきましたが、言語は何にしろVisualStudioでExcelやWordのファイルを扱う場合、一般的にCOMを使っておりました。

このサイトをご覧になっている方の中には、共感される方もいる(はず)と思いますが、このCOMって奴は、どうにも扱いづらいじゃじゃ馬で…。

直近の案件でまずCOMを使ったWordファイル(*.docx)の簡単なプロタイプを作りかけました。具体的には、VisualStudio2010で

1.2個以上の複数個のWordファイルがある
2.それぞれのWordファイルを一つのWordファイルとして出力

 

で、参照設定でCOMを追加してとか、ポチポチしてました。

が、各々のWordファイルが全てプレーンテキストでしたら簡単に一つのファイルとして出力できるのですが、一つでも画像(*.jpg等)が入ったファイルがあると、うまく結合できない!

短気な私は内心「ふざけるなっ!」とちゃぶ台返しをしていました。

そのほかにデバッグをしていると、頻発する

・COMエラー!

・ExcelやWordにテンプレートファイルが存在すると思いもよらない動作をしたり、

挙句の果てには、

・プロジェクトとは全く関係のないOfficeファイルが壊れました。

COMを使って開発をされる方は環境を戻すためにPCのバックアップは必須です!

心をずだずだに引き裂かれた私は藁にもすがる思いで、今後つづる「OpenXML」や次回以降に執筆予定の「ClosedXML」に勤しみました。

現在では、「OpenXML」はある程度メジャーでご存知の方もいるかと思いますが、私が隙間に作ったアプリで使用した「ClosedXML」ももっと陽の目を見てもいいんじゃないかと思います。

それでは、次回から本格的な「ClosedXML」のご紹介をさせていただきます。

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