今回はプラグイン作成編その3です。
複雑な動作になると、ボタン(アクション)では操作が足りません。
そこで、UIは必要になってきます。
2パターンほどの動作ならUIを作る必要はありませんが、
何かを指定する場合には、UIは必須となってきます。
中身より外見を先にやるのはどうかと思われますが、さっそくUIの作り方を紹介していきます。
QGISのUIはQtで作られており、
QGISにPyQtがインストールされているのでPyQtでUIを作っていきます。
UI作成を簡単にする便利ツール「QtDesigner」を使っていきます。
QGISの中にあるQtDesignerの起動と実行は確認できました。
ですが、PyQtの作成したuiファイルを変換するプログラムでエラーが出てしまいました。
なので、今回は
python, Qt, PyQtのインストールを解説します。
1.Python27
QGIS2.4のPythonのバージョンは2.7.4なので、python2.7をインストールします。
下記のサイトから、windows用のPyhtonインストーラーをダウンロードします。
ダウンロード後、インストールしてください。
基本的にはデフォルトのままで大丈夫です。
2.PyQt4
PyQt4をインストールします。下記からダウンロードしましょう。
自動的にQtも入るよ!
インストールするところで、気にするところはインストールしたPythonのディレクトリを指定するところくらいです。
最後に環境変数PATHにPyQt(“C:\Python27\Lib\site-packages\PyQt4”)を通すと環境構築終了です。
では、次回UIを作ります。
完