布団から出られない管理人Aです。
それでは、今回から本格的にOfficeファイルをOpenXMLで操作する方法をつらつらと述べていきます。
【前提条件】 ・共通フォーマットの条項がある ・扱うファイル形式は「*.docx」で1条項1ファイル ・条項にはテキストだけでなく、画像等もある ・案件ごとに記載すべき条項が異なる ・案件ごとの条項作成は属人的である
【実現したいこと】 ①条項をチェックボックス付きツリービューで表示したい ②チェックされた個別条項ファイルを一つの条項ファイルとして生成したい ③各条項のチェックボックスのオンオフ状態を記憶したい ④①~③を実現するユーザインタフェースの作成
それでは、実際の開発環境です。
【開発環境】 ・VisualStudioProfessional2010 ⇒今回はC#です ・Open XML SDK 2.0 for Microsoft Officeのインストール ⇒インストーラをダウンロードして「*.dll」と「*.xml」に展開 ⇒2015/12/07現在、バージョンは「2.5.5631.0」
【設定】 ・[参照設定]でダウンロードしたインストーラから展開された「DocumentFormat.OpenXml.dll」を参照
【動作イメージ】 ・左のツリービューにルートフォルダと各条項毎のフォルダがある。※フォルダは① ・ツリービューに各条項内容のドキュメント(*.docx)がある。※ファイルは② ・ツリービューのドキュメントを選択すると内容が右側に表示される。 ・ドキュメントのチェックボックスがオンのもののみ一つの「*.docx」として結合して出力する。
それでは、次回は動作イメージを基にソース展開していきます。