5月20日にH30年度測量士試験が実施されました。
今回はH30年度測量士試験の内容を簡単に見返していきます。
[午前]
文章問題、計算問題ともに、概ねよく見る内容の問題でしたが、文章問題ではNo.16の地上レーザスキャナに関する問題、計算問題ではNo.5の点高法の問題などはあまり過去問でもみない内容でした。また、No.25のクロソイドの問題やNo.27の用地の問題も、見た目はあまりみないものなので、戸惑った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今年の11月にサービス開始予定の、準天頂衛星システムについての問題が今年もNo.9で出題されています。こちらは比較的新しい分野ですが、近年よく出題されている印象です。
[午後]
午後の選択問題の分野は、例年通りNo.2が基準点測量、No.3が地形・写真測量、No.4が地図編集、No.5が応用測量という内訳でした。
今回は記述や穴埋めの比率がやや多い印象です。とはいえ、No.2、No5は計算問題が多いので、こちらを選択した場合は時間に気を遣うところです。
やはり今回も基本的には、計算問題の公式も含めてかなり暗記力が試されたのではないでしょうか。
簡単な内容ですが。以上です。
今回受験されたみなさん、お疲れ様でした。