空撮とV R映像を組み合わせた実証実験にairWorkドローンチームが協力 〜令和3年度 国土交通省スマートシティモデルプロジェクト実証実験の成功〜
2022年3月2日(水曜)、仙台市、株式会社NTTドコモ東北支社(以下、NTTドコモ)は、国立大学法人東北大学(以下、東北大学)と三者共同で、「ドローンによる360°撮影」×「AVATOUR(360°リアルタイム空間共有ソリューション)」×「XR」による共体験コミュニケ-ションに関する実証実験を実施いたしました。GEOソリューションズ(airWorkドローンチーム)は、NTTドコモの依頼を受け、このプロジェクトで使用するソニー製ドローンAirpeakS1のカスタマイズと実証実験地でのドローン飛行を成功させました。airWorkドローンチームは昨年のJapan Drone展で発表されたAirpeakS1のプロモーションムービーにおいて、ドローンからドローンを撮影する映像製作に携わり、AirpeakS1の扱いに習熟していることが評価され、今回参画をさせていただきました。この実証実験は、地上や上空を360度カメラで撮影し、映像情報を別拠点にいるVRゴーグルを装着した視聴者に送り、VR映像を楽しんでもらうというものです。特に上空での映像伝送は、上空でのLTE利用が一定の条件下で可能となったことで実現しました。今回は、仙台市の東北大学青葉山キャンパスをナレーションと共にツアーする企画として実施されました。
弊社は、AirpeakS1にスマートフォン(Xpedia)と360°カメラ(Insta360)を取り付ける治具の製作を行い、カメラとLTE上空利用プランのSIMを挿入したスマートフォンを搭載したドローンで安定飛行を実現し、無事実証を終了することができました。
近い将来、空撮とV R映像の組み合わせが、新たなコミュニケーションツールとして人々の暮らしを面白く便利にしていくことでしょう。
airWorkドローンチーム
東北大学を上空から360度カメラで撮影